2013年9月19日木曜日

芦野 ~芦野温泉~

台風一過、晴天が続いている那須です。

9月19日の中秋の名月も、空気が澄んでいるせいか、とてもくっきりと見えていました。
お彼岸ももうすぐですね~。昼と夜の長さが一緒になって、だんだん冬が近づいてきているように思えます。

近辺の稲穂も徐々に黄金色になって、穂を垂れてますね~♪

ホ、ほ、豊作だ~!!


さて、今回は芦野温泉さんにお邪魔をしました。那須湯本からは車で30~40分かかりますが、ここも那須郡那須町です。

ついで、と言ってはなんですが、芦野近辺もまわってきましたので、ご紹介いたします!


芦野、伊王野といえば東山道。東山道って、なんぞや?という方はこちらをご覧ください!
東山道 

因みに、奥州街道っつうのは、江戸時代の五街道の一つで、日本橋を起点として、青森の方まで伸びてるんですね~。(ほっ、ほっ、ほ~、筆者は2年ほど前に初めて青森を訪れて、国道4号がそこまで伸びていることに気が付いたのであった。。。(*_*) メカラウロコ)

が、国道294が、

そして、白河の関、というのは有名だと思われるのですが、国道294(東山道・旧奥州街道)の福島との境あたりには、境の明神、という明神様があります。

ここは、陸奥と下野との国境だったようですね。福島側(白河)と那須町側にひとつづつ、明神様が建っています。

那須町側の境の明神様

白河側の境の明神様


そして、県道76号の県境には、追分の明神 というのがあります。これは、どうも時代を更に遡った時の東山道(奥州街道)であるようです。

なので、道幅も国道294号より狭く、通る車もトラックも少なく、(でもトラックは通ってましたけど)より、時代を感じさせる道です。

県道76号の県境


追分の明神 なんか、でてきそう。。。 えっ?


この、追分の明神の先に、白河の関跡があるのですが、「奥の細道」松尾芭蕉はここを通っていない!?というようなのですが・・・はて。。。?

芦野宿(芦野の町)には、創業300年といううなぎ屋の、丁子屋さんがあります。

その昔は芦野宿の旅籠だったそうです

この日は、まだ夏の暑さの名残がありました。那須湯本ではそうでもなかったけれど、芦野あたりはまだまだ、夏でした。


さて、方々まわって汗にまみれたりしましたので、いざ、芦野温泉へ!(今日の本題♪)


じゃ~ん!芦野温泉旅館さん

芦野温泉旅館さんでは、日帰り入浴用の建物と、宿泊用の建物が別です。

日帰り入浴用の立て看板に沿って行くと。。。

ノボリ立ってま~す

エントランス!! 雰囲気出てますね~


芦野温泉旅館さんの日帰り入浴には、5種類の湯船があって、そのうち2つは薬草の湯です。
お湯自体は、ぬめっ、としたいわゆる”美人の湯”ですね! 

お肌つるつるの”ツルの湯”と”メラの湯”があって、ph9.8と9.2のアルカリ温泉です。

薬草の湯は、匂いがありまして、この匂いが駄目な人はいるかも、です。(何かのスープみたいな匂い、かな。因みに私は、5分10分はだいじょうぶ!)

そして、露天風呂。夜になるとイルミネーションが施されるみたいでした。(暗くなるまでには、もうちょっとだったです)

サウナも薬草ミストサウナで、清々しい感じのするミストです。ミントみたいにすーすーします。


外のイルミネーション

宿泊用のフロントがある建物


芦野界隈では、ここが唯一の源泉掛け流し温泉のようですね。

しか~も、午後4時以降は入浴料が安くなる!というのもいいな~。


が、温泉も、どこから湧き出てくるのか、ほんとーに不思議ですねー。

那須湯本界隈のように、活火山があるから、というばかりではないんですね。

全くもって、奥が深い。。。 

これからも更に、精進をして奥を深めてゆきたいと思った、初秋の一日でした!



芦野の町にはこの他、ストーン・プラザ・ミュージアムや、陣屋跡、歴史探訪館などがあります。徒歩で充分まわれますので、秋の散策にいかがでしょー?





芦野温泉旅館

住所:栃木県那須郡那須町芦野1461
電話 0287-74-0211





2013年9月9日月曜日

北温泉/北温泉旅館part2 -その2- 河原の湯

今日は、気持ちの良い秋晴れの那須です。

こういう晴れた日には、那須連峰はおろか、八溝山のほうまで一望できるんです。
(八溝山は、福島、茨城、栃木にまたがる山です)

板室方面の山並みはもちろん!のこと。

さて、先週お伝えした霧の中の北温泉。今日は、河原の湯をご紹介いたします。

女性用の河原の湯


なかなか雰囲気があって、川の流れる音が聞こえていて、かなりリラックスできるお風呂です!

小さな滝が霧の向こうに見えます

お湯もゆっくり、なが~く入れる位のお湯加減です。

かなり、い~いかんじ

この日は、霧がかかっていたせいか、とても落ち着いた雰囲気でした。
お湯の量も豊富で、やっぱり赤茶色のお湯。何時間も ぼ~ っとしていたい感じです。(してたかったな~・・・(TωT)ウルウル

駒止の滝の展望台も、かなり奥まったところにありますし、そこからまた徒歩で下に降りていくので、かなり、秘湯 ですね。

北温泉旅館さんのこれらの温泉は、すべてそれぞれ離れているので、一度服を着ないと渡り歩けません。宿泊して楽しむのも、いいですね~。

因みに、日帰りですといつでも700円です。



この、トトロが出てきそうな山の中の北温泉旅館さんは、振り向けば、霧の中に紛れてすでに見えなくなっていました。↓

昼間だけど、幻想的~ ♡


”タイムスリップ” なんて言葉が似合う北温泉旅館さんでした~。



北温泉旅館

住所:栃木県那須郡那須町湯本151
Tel; 0287-76-2008

HP: http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/mokuj.htm



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2013年9月4日水曜日

北温泉/北温泉旅館part2 -その1- 芽の湯

雨模様の那須です。
山の上のほうは雲がかかっているせいか、霧に覆われていました。

今日は、北温泉に行ってきました~♪
念願の、北温泉。

「テルマエ・ロマエ2」も2014年公開だそうですね。

さて、今日は大変残念ながら、所謂「良い景色」には恵まれませんでしたが、それなりに、風情のある写真が取れました。(#^.^#)


滝の音はすれど。。。駒止の滝~♪

このような天気のため、やはり今日も、温泉は貸切状態!

北温泉には、この駒止の滝の眺望代から行きます。車はここの駐車場に止めて。。。



こういう緑に囲まれた道を下っていきます。↑
帰りは登りだな~、なんて思いながら。。。

そうすると、あ、見えてきました!(多分、思うに、霧がなければ、もう少し前から見えているのだと思います。。。)

北温泉の、あの、プールのような・・・

この、「泳ぎ湯」は、やはり水着を着て入ったほうが良い、と思いました~ ♡ (但し、個人の自由です)

そして、北温泉旅館が見えます。


江戸時代、明治時代、昭和の建物が混じっています。

さすがに室内の漆喰も古いです!

古い木のぬくもりですね~

そして、まずは天狗の湯へ!(見に行っただけ。。。混浴なので。(^^ゞ)

天狗の湯は北温泉Part1でも紹介されていましたね。←見てね。

なので、ここでは割愛して、いざ、芽の湯へ!



観音様だよ~ん ♡

芽の湯は3階。明治の建物の上にあります。

まずは、お湯の量に感激♪ 窓からの眺めは、本日は霧の為視界が遮られていますが、充分高原の雰囲気を味わえます!


天狗の湯と同様、お湯が湯船からあふれてます。
向かって右側はとても熱い。でも、左側のお湯はちょうど良い湯加減でした。


北温泉のお湯は、無色透明ですが、鉄分が多いんでしょうか、湯船が赤茶けて見えます。

芽の湯は目にもいいんだそうですよ~。毎日コンピューターに向かってお仕事してるので、たいへん効果があるのではないか! と、密かに思ってます。

北温泉にはこの他に河原の湯、相の湯があります。

芽の湯に入った後、河原の湯へ! (女性用だよん。これがまたいいのだ。男性用と違って。。。) つづく。。。



[追伸] 北温泉さんには、オブジェや古い道具類もたくさんあります。見ているだけで、楽しい!

そして、北温泉さんのHPには、今昔物語もあります。古くから語り継がれている不思議なお話。

好きだな~、こういうの。。。 ---> http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/mokuj.htm



北温泉

住所:栃木県那須郡那須町湯本151
Tel; 0287-76-2008

HP: http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/mokuj.htm



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